●従業員意識調査(満足度調査)受診のお勧め

景気の低迷状態が長期にわたり継続している状況下で、成果主義型の人事制度が導入され、更に、非正規社員の増大や、労働力がコストとして捉えられるようになったことによる様々な弊害やひずみが表出してきています。また、メンタルヘルスの問題が急増し、何らかの精神的な問題を抱えている社員がいる割合は、大企業になるほど多くなっています。当然、これらはやる気の低下に結びつき、労働生産性の低下として現れてきます。

従業員意識調査(満足度調査)NRK方式は、企業の健康診断ということができます。社員の皆さんが生き生きとして働きやすい職場を構築するための問題の把握や、改善・維持強化すべき事項等々について、客観的なデータを収集することが可能です。

従業員意識調査(満足度調査)NRK方式は、社員の皆さんの単なる不平不満、あるいは満足について尋ねるものではありません。産業心理学や統計学を駆使して5分野17種目について設問を設計し、総合的に分析を行うものとなっています。
※5分野とは、管理領域、労働条件領域、人間関係領域、自我領域、行動領域を指します。

従業員意識調査(満足度調査)を行う企業は多々ありますが、当会は旧労働省・現厚生労働省と連携してわが国で最初に調査を実施しており、標準質問項目も95問で最大級となっています。また、中小企業向けの診断についても、労働政策の一環として、長期にわたり各県労政事務所等を通じて実施し、中小企業のモラールの診断、経営改善の課題の明確化に取り組んでまいりました。

当会の診断は長い歴史の上に立っており、数多くの受診企業から収集した膨大な量のデータが蓄積されています。そして、そのデータに基づくSMV(Standard Morale Value,標準値)を設定することで、それをスケールとして各企業の立ち位置が示されるようになっています。客観的かつ科学的データを提供することにより、経営者、管理者、一般社員それぞれが納得し、改善行動に移しやすくなります。


  • 職場におけるメンタルヘルス(心の健康)の問題は急増しており、その主たる要因は、仕事の量や質より人間関係―とりわけ上司・部下の関係悪化によることが多い。
  • 変革の流れが速く、スピードが要求される時代。従業員の意識の把握は、後回しにはできない。
  • 働きやすい環境を作り、成果を上げさせることに大いに寄与する。

さあ、診断を受診してみませんか?